映像ディレクター、安藤隼人(あんどうはやと)。
日向坂46デビューシングル「キュン」の監督も務めている、注目の映像ディレクターです。
そこで今回は、安藤隼人さんの経歴や担当した日向坂46のMVなどをまとめました。
日向坂46の楽曲をより楽しむために、新たな知識を増やしましょう!

- 日向坂46の晴れ舞台請負人
- 有名企業のCMを多数制作
- 実写とCGの組み合わせ、ダイナミックなカメラの動きが得意
プロフィール


(出典:P.I.C.S.公式サイト)
安藤隼人
1980年生まれ。
De Anza College Film (カリフォルニア州) AnimationコースにてCG/アニメーションを学び、在学中よりBS「デジスタ」等に作品出展。
2005年P.I.C.S.入社。映像Directionの他、CG Animation・CGキャラクター制作・グラフィックデザイン~編集までを手がける。
こちらが基本的なプロフィール。
映像ディレクター「池田一真」さんと同じく、映像クリエイティブカンパニー『P.I.C.S.』に所属しています。
日向坂46では、以下のMVで監督を担当しました。
ご覧の通り、これまで日向坂46のデビューシングル・アルバムの表題曲は2作とも安藤監督が手掛けています。


経歴
安藤監督の映像制作は、独学からのスタートでした。
ターミネーター2を見てそれ以降VFXが好きになり、独学でCGを覚えて自分でCGソフトを使って作品を作ったのがきっかけ。特に誰かに学んだというより、見よう見まねでやり始めて作品を作り、映像を学び始めた。
(引用:Interview with 安藤 隼人 Hayato Ando – 映像作家 100人 Japanese Motion Graphic Creators)
現在では数々の作品を制作しています。
- ミズノトレーニング「最速で、未来へ。」竹内涼真編
- クロレッツTVCM「スッキリと、前へ。」篇
- I LOHAS TVCF 「い・ろ・は・す #サイダーを作る魔法」篇
- キリン・ディアジオ スミノフアイススパイス「エアクッキング スミノフアイススパイス」篇 CM
- TOYOTA Yaris Hatchback 「Expand the future possibilities」web movie
- 新型SUBARU XV:TVCM「輝く人」篇
- SUBARU Short Stories “Horror”
- SUBARU “Move Forward”
- SUBARU “SUBARU WARRIORS”
- SUBARU SUV CROSSOVER 7「Life Design SUV」篇
- SUBARU “WRX STI vs StickBomb”
- SUBARU “Chain of SUBARU”
- SUBARU Brand Message from XV “The Birth”
- IBM「JAL : 個客 made with データ. Made with IBM」TV-CM
- IBM「Yamato Financial: 顧客満足 made with IBMクラウド. Made with IBM」TV-CM
- モバスロヱヴァンゲリヲン「告白」篇「お見合い」篇「野球監督」篇「警部」篇 TV-CM
- MTV x DAM WANNASING「CHEMISTRY / KREVA / JUJU 」篇 CM
- Nulbarich「ain’t on the map yet」MV
- 井上陽水「care」MV
- NHK「世界を青く!」告知SPOT
- NHK 高校講座 コンテンツ Movie
- NHK 高校講座 英語「ダンスおじさん」篇
- 最先端の技術と和の伝統が融合するライブエンターテイメントショー「EXISDANCE」
- 2017年アスタナ国際博覧会・日本館 メインシアター映像
- 楽天イーグルス「楽天イーグルスの秘密」
- 楽天イーグルス スタジアム映像
- 西野カナ「Kanayan Tour 2012 ~Arena~」
- 成蹊学園創立100周年記念プロジェクションマッピング
テレビCMがメインのようですが、アーティストのMVや商業施設の映像作品なども手掛けています。
これまでの代表作
安藤監督自身が代表作と挙げたのが、「SUBARU WRX STI vs StickBomb」です。
CGのようにも見えますが、全て本物。3万本のStickBombと3Dプリンタで制作されたラジコンを使い、撮影されました。
3日3晩ほぼ休みなく制作され、これまでのプロジェクトの中で最もチャレンジングでスリリングな企画だったようです。


監督 安藤隼人の特徴
CM、WEB、インスタレーションなど媒体を問わず活動。企画からの参加も多数。実写とCGの組み合わせを駆使したダイナミックなカメラの動きを得手とする。
実写とCGの組み合わせの作品といえば、日向坂46の「ここいちキャンペーンCM」と、MV「君に話しておきたいこと」があります。
- ここいちキャンペーンCM
- 君に話しておきたいこと
また、ダイナミックなカメラの動きといえば、日向坂46デビューシングルの「キュン」が挙げられます。
- キュン(4:00〜)
注目は、総勢約100名のエキストラと踊るクライマックス。
日本初の試み、カメラ搭載のラジコンカー「RadCamX」を使用し、ダイナミックで疾走感ある作品に仕上がっています。


まとめ
- 日向坂46の晴れ舞台請負人
- 有名企業のCMを多数制作
- 実写とCGの組み合わせ、ダイナミックなカメラの動きが得意
これまでのシングル・アルバムともに表題曲を手掛けてきた安藤監督。
今後も日向坂46のMV、さらには表題曲を手掛けるのか、注目です。